甲斐路100km歩け歩け大会 参加者アンケート

       あなたのこの大会で味わえた「感謝、感激、感動」

                    
                     始めての参加、そして始めての100km、この2日間がドラマのようでした
                    本当にサポーターの方に感謝、感激、この方達がいなければ完歩はなかったと
                    思います。車で、道で、チェックポイントで、本部で、その応援があったからこそ!
                    今でも感謝しています。ゴールしたときは、本当に感動しました。すこし涙が出ま
                    した自分の挑戦に打ち勝った事、残りの10kmは本当に辛かったけど楽しく
                    歩けたこと、全てが最高でした


                    私は最近いろんなことでちょっと元気がなく、大会直前になって参加することをやめよう
                    と思っていました。でも、考えを調整し、大会で100kmを歩くという目標に思いを向ける
                    ことにしました。歩いている間はサポーターの方々にいつも温かく声をかけて励まして
                    くださり、通りがかった見知らぬ人たちに声をかけられたり、車の中の子供が手を振って
                    くれたり、いつも側に居てくれた方に励まされたりして、常に後押しをしてもらっていた
                    気がします。自分がもう限界だと思っていても人の温かさによって感動し、その感動が
                    自分を動かし、進めるものなんですね。この大会を通してそのことを実感することが
                    でき胸がいっぱいいっぱいになりました。


                    昨年は第4チェックポイントでリタイアしてしまい残念な結果に終わってしまった。
                    完歩した人たちに話を聞くと第4チェックポイントから先は未知の世界だと思っていた。
                    今年はその領域に挑戦すると強く思いながら望んだ。やはり、その先はきつく
                    ガマンの展開だった。そんな時に第1〜第4まではあまり思わなかったがサポーター
                    のみんなの声援がとても心に響いた。疲れている時こその声援はとても心強く
                    辛くてもまだがんばろうという気持ちにさせてくれた。
                    去年のリタイアを教訓に心だけで完歩はできないと思い今年は大会前から少しずつ足を
                    慣らす意味で夜3km〜5kmほど歩きまくった。また去年はペース配分も失敗したの
                    でその練習も行った。練習の甲斐ありなんとか完歩することができた。やはりやれば
                    やっただけの結果がついてくるんだと思いました。




       この大会に参加してよかったと思うことは何ですか?


                    いろんな方達、サポーターの方も含めて、それぞれの性格、年齢や状況が異なって
                    いますが、この大会を通して同じ目標をもって、それに向かって進むという一致を
                    味わうことができました。一位二位を争う競技ではなかったことが楽しく歩くことに
                    つながったと思います。ステキな出会いや出来事を経験することができましたので
                    心が豊かになったと思います。


                    @この大会の企画がなければ絶対やらない100km歩行に挑戦したこと
                    A時速4kmの景観を楽しめたこと
                    B季節は秋になり、夜も冷えていることを実感したこと。


                    社会人となり、はや17年。毎日の仕事や生活の中において自分自身に挑戦する事を
                    忘れていたような思いがします。この大会への参加を決めてから、自分なりの練習を
                    続け、100kmへのスタート地点に立ち、ひたすら歩いたこと。結果は64kmでのリタイア
                    でしたが挑戦できたことには心から満足しています。


                    久しぶりに例えようのない満足感、充足感を味わうことができたことです。
                    自らの実力、限界を知れたことだと思います。
                     →体力のみのことではなく”自分の身の丈”を知れたこと。


                    自分に又自身が持てた。歩く側とサポーター、立場は違えど目的は一緒。毎回思う
                    事だが、サポーター無しでは完歩することができるかどうか。いろいろな思いが一つ
                    になり、底力が出てくる。歩く側は歩いてしまえば終わりだがサポーターは全てが
                    終わらなければ終わらない長い時間ご苦労様と心から感謝です。
                    今回残念ながらリタイアした人たちに完歩した人の話を聞かせてあげて欲しい。
                    やめるチャンスは100kmの中に何度もあったのになぜ完歩することができたのか
                    その話の中に次回チャレンジする人の完歩へのヒントが有るのだから




       完歩者からのアドバイス


                    昨年は完歩を目標、今年は時間を目標としました。
                    二つの目標に対する歩き方の教訓を書きます。

                    @歩いていると自然と早くなりオーバーペースとなる
                    Aしんどくなったらゆっくり歩け又中継点でゆっくり休め(体調は回復したり変化する)
                    B30時間で完歩するなら時間はたっぷりある
                    C時間はゆっくりあるから次の中継点まで行こう
                    →出だしは抑え目に、必要以上に頑張らないでそのうち調子は上がるさと思う。


                    ”歩く人はマメ対策を万全に”
                    100km歩く為にテーピングしたりマッサージクリームを塗ったりいろいろなことを対策
                    として行っていたと思いますが、その中で一番重要と感じたのが”マメ対策”でした。
                    足裏に負担のかからない靴を選ぶ。足裏にクッション材を貼る。靴下を厚いものにする。
                    足の爪を守る工夫をする等、来年までに調べておきます。


                    ・1人で歩き、マイペースを保った
                    ・同じ音楽を聴いて、リズムを一定にした
                    ・靴を柔らかく、幅の広いタイプにした
                    ・水ばんそうこうを塗り、マメ・水ぶくれを防いだ
                    どれかが完歩に繋がったのかもしれません。次回完歩したい方への参考になれば・・・


                    ・歩く姿勢、足の付け方、坂道の上り下りの仕方など基本のウォーキング方をもっと
                     勉強しておけばよかった
                    ・途中で休みすぎるのも良くないが適度な休憩と飲食は体力維持にはいいと思う
                    ・チェックポイントで天気予報情報を教えてくれると衣服の調節の参考になると思う
                    ・くつ下は5ほん指がいいらしい